2025.03.17
こんにちは。Alfa Deviceです。
照明・蛍光灯の2027年問題、各種メディア等でも良く見聞きする様になってきました。2020年には水銀灯が製造がストップし、次は2027年に蛍光灯が製造・輸入が禁止となります。
弊社にも防犯カメラだけではなく、照明に関する沢山ご相談をいただいております。
現在、約2年後にというところで、まだ大丈夫と考えている方もいらっしゃるかもしれません。結論から申しますと、今のうちから交換の計画をされることをお勧めいたします。
何故かというと、
①製造も少なくなりつつあり、価格自体上がっている。
②来年、再来年と期限に近づくにつれて一斉に交換が始まり、LED灯具自体の在庫が少なくなる。
③電気使用量が目に見えて削減可能なため、早くから交換することで光熱費の削減が出来るため。
主にこのような理由のためです。
”電球・ランプ1本の値段を全国での価格調査した結果、2025年1月の平均価格は2,435円であった。2015年1月~2025年1月(過去121ヵ月)の期間で全国内のスーパーで電球・ランプが最も高かった年月は2024年11月で2,460円、
逆に最も電球・ランプが安かった年月は2016年5月で977円となっている。全国エリアで電球・ランプの最高値期(2024年11月)と最安値期(2016年5月)との価格差は1482.4938円となっています。
電球・ランプ1本の2015年1月~2025年1月までの価格推移とグラフは下記をご覧ください。出典元:総務省統計局 小売物価統計調査統計調査時期:2025年1月調査内容:全国/蛍光ランプ/環形/3波長形/30W形”
一つ目の理由として、LED照明が登場した当初は価格も高く、交換するメリットよりも交換費用のデメリットが大きい時代もありました。
現在、グラフの様な価格となっており、一方LED照明の価格は発売当初よりは落ち着きました。
また、今後の展開として、メーカー各社も生産数量の見極めと生産終了を予定しており、更に価格が上昇する可能性が高くなっております。
※参考 Panasonic様
価格差に加えて、交換後のメリットも大きくなりました。
電気料金、皆様いかがでしょうか。私共も以前よりも高くなったとお客様より良く相談を受けます。
オフィスでは、照明の電力消費量が多いのが現状です。資源エネルギー庁によると、一般的なオフィスビルの電力消費量は照明が24%を占めていることがわかっています。
一般的な蛍光灯器具(ラピッドスタートFLR40形42W)を同等品のLED照明(40形2000lm10W)に交換すると、照明に関しては最大で約76%の消費電力削減が可能です。
交換をすると費用はかかりますが、ほとんどのお客様の事業所では、数年で交換費用も元が取れてしまう試算となります。
次に、この様な広く普及している物に関して一斉にルールが施行されると何が起こるかというと、駆け込みの需要や、大規模施設の改修など、在庫の問題が必ず起こります。
現時点では、まだ発表されておりませんが、昨年は省エネ関連の補助金で従来の照明からLED照明への交換の補助があるものなどがありました。
採択後、期間内に交換工事を終了して報告する、というのが一連の流れですが、在庫が激減すると期間内の工事を終える事が難しい場合もあります。
長い場合は3~6カ月待ちなんてこともありました(半導体不足が騒がれている時に実際ありました)。
希望する照明が手に入らなかったり、折角補助金が採択されたにも関わらず、期間内に工事が出来なかった事で補助が受けられなかったりといった事が起こります。
何より蛍光灯が切れてしまった際、その間どうするか?といった事もあります。現状、在庫は潤沢ですが、2027年に近づくにつれ、どう変化していくかは未知数です。
長くなってしまいましたが、LED照明への交換を早めに計画しておくことのメリットをまとめると、
①早く交換すればするほど、電気使用量を削減出来てお得
②そもそも蛍光灯自体の価格が上がっており、相対的にLED照明がお得
③商品在庫が潤沢な内に、欲しい機能・形の商品を選定し、補助金対策も出来てお得
というメリットが考えられます。
Alfa Deviceでは、防犯カメラ工事だけではなく、電気工事士が照明交換もしっかり行います。
試算や補助金関連のお問い合わせは無料でご相談いただけますので、お問い合わせからお気軽にどうぞ。
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